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第5話: 商品ができたらどう売る!?具体的な販売チャネルとマーケティング戦略

第5話: 商品ができたらどう売る!?具体的な販売チャネルとマーケティング戦略

はじめに

こんにちは、望月凛です!これまでの記事で、商品作りのアイデア出しやプロトタイプ作成、サービス化についてお話してきましたが、いよいよ今回は、「どうやって売るか?」というテーマに踏み込んでいきます。

「商品ができた!でも、どこで売ったらいいんだろう?」という悩みは、誰しもが抱えるものです。商品を作り上げたら、それをいかにして適切な場所で販売し、効果的にマーケティングするかが重要です。今回は、オンラインとオフライン両方の販売チャネルと、そのマーケティング戦略について詳しく見ていきましょう!

1. オンライン販売の王道チャネル

まずは、オンライン販売についてです。近年はインターネット上で商品を販売するのが非常に一般的になっており、ハンドメイド商品に特化したプラットフォームも数多く存在します。オンライン販売は、場所や時間を問わずに商品を広く届けることができるという大きなメリットがあります。

  • Creema: ハンドメイドマーケットプレイスの代表格。作家同士の交流もできるため、販売だけでなくネットワークを広げることも可能です。
  • minne: 国内最大級のハンドメイドマーケット。多くの人が利用しているため、初心者にも扱いやすいプラットフォームです。
  • BASE: 自分だけのオンラインショップを手軽に持つことができるツール。デザインやカスタマイズの自由度が高く、自分らしいショップを作りたい人におすすめ。
  • Shopify: より本格的なオンラインショップを運営したい人向け。グローバル市場にも対応しているため、海外にも商品を販売できる魅力があります。

オンライン販売は、まず適切なプラットフォームを選ぶことが成功の第一歩です。自分の商品がどのようなターゲットに向けて作られているのかを考え、プラットフォームを選択しましょう。

2. 実店舗での販売: ポップアップやクラフトイベントを活用

「オンラインだけじゃなくて、リアルの場でも売りたい!」という方には、実店舗での販売もおすすめです。特に、ポップアップショップやクラフトイベントは、少ないコストで商品を直接顧客に見せ、手に取ってもらう機会を提供してくれます。

ポップアップショップは、期間限定の店舗としてスペースを借りる形式で行われることが多く、「ここでしか買えない!」という希少性を演出できます。クラフトイベントは、手作り作品に特化したマーケットイベントで、同じ志を持つ作家たちと交流しつつ、顧客との距離を縮める場としても最適です。

また、イベントやポップアップのメリットは、フィードバックをその場で直接もらえることです。お客様の反応を見ながら、どの部分が気に入られているのか、どこを改善すべきかがすぐにわかります。さらに、実店舗で得たフィードバックをもとに、オンラインでの販売戦略を練り直すことも可能です。

3. SNSでファンを作り、拡散力を最大化しよう

さて、販売チャネルを選んだら、次に必要なのはマーケティング戦略です。オンラインでも実店舗でも、商品を販売するだけではなく、効果的に告知し、顧客にリーチすることが重要です。そのために最も力を発揮するのが、SNSです。

特にInstagramやPinterestは、ハンドメイド商品のビジュアルを美しく見せるのに最適なプラットフォームです。商品の制作過程や完成品を写真や動画でシェアすることで、ファンを獲得しやすくなります。また、Instagramのストーリーやリール機能を活用すれば、より多くのフォロワーに届けることができます。

さらに、ハッシュタグを活用することも忘れずに。関連するハッシュタグをつけることで、同じ興味を持つ人たちにリーチすることができ、商品の認知度を高める効果があります。

4. メルマガやニュースレターで顧客との関係を深める

顧客との関係をより強固にするために、SNSだけでなく、メルマガやニュースレターを活用することも大切です。SNSは短期的な拡散には向いていますが、長期的な関係構築には限界があるため、メルマガは顧客との深い繋がりを維持するのに効果的です。

定期的に商品情報や制作の裏話、限定クーポンなどを配信することで、顧客に「特別感」を感じてもらい、リピート購入を促すことができます。

5. 商品のストーリーを語ることが重要

最後に、商品を売る上で大切なことは、商品の背後にあるストーリーを伝えることです。ハンドメイド作品は、ただの「物」ではなく、作り手の思いが込められた特別な存在です。そのストーリーを伝えることで、顧客は商品に対してより深い共感を抱き、購入意欲が高まります。

例えば、「このバッグは、環境に配慮したリサイクル素材を使って作られています」「このアクセサリーは、家族との思い出をモチーフにデザインしました」といったエピソードを商品説明に加えると、単なる商品以上の価値を提供できます。

ストーリーはSNSやメルマガでも伝えることができるので、ぜひ積極的に活用してみてください。

まとめ

商品を作っただけでは、成功はまだ半分です。どうやって売るか、どのチャネルを選び、どのようにマーケティングするかがビジネスの成否を左右します。オンライン販売、実店舗販売、SNSやメルマガを組み合わせて、自分に合った販売戦略を見つけてください。

次回は、顧客に商品を魅力的に伝えるためのプレゼンテーションや商品ページの作り方について詳しくお話しします。お楽しみに!

 

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